突然の電話
それは、突然の1本の電話から始まりました。
岡山に住む売れない?陶芸家の友人から珍しく昨日の昼間に電話がありました。
「明日、休みか?」
「なんだよ?」
「休みかって、聞いてんだよ。」
「ああ、一応休みだけど・・・」
「今日は何時に身体空く?」
「7時過ぎには・・・いったい何だよ?」
「いいから、いいから」
訳のわからぬまま、7時過ぎに待ち合わせ。
「ちょっと、付き合え」
「どこへ?」
「福井まで」
「はぁ?なんだよ、それ」
「明日、休みなんだろ。どうせ暇でやることないんだろ。」
うっ、痛いところを突かれた、反論出来ぬままそのまま出発。
福井に住む上客に頼まれていた焼き物を届けに行くのに、一人じゃ寂しいので
付き合えってことらしい。
京都でまた一人の犠牲者、某有名企業で開発研究員をしているバツイチの友人を
ピックアップ。
いい歳のおっさんが深夜に3人で福井に向けて・・・非常に怪しい、職務質問に会わぬ事を願うばかり^^;;
とてもとても良い天気でした。
夏だったら飛び込みたい位綺麗な海でした。
お客様に愚作の焼き物?を無事お渡しして任務完了。
折角福井まで来たのだからそば食って、ちょこっと観光して帰ろうって事で
京都の友人が行きたいと言った
平泉寺白山神社に行って来ました。
シーズン的にはちょっと残念でしたが、自然を十分満喫出来ました。
夕日を見ながら帰途につきました。
ただ、一つ関心した事は陶芸家の気遣いが素晴らしかったと言うことでした。
行きも帰りも一人でハンドルを握り、旨い蕎麦屋を下調べして、帰りにさり気なく
焼き鯖寿司を土産に持たす・・・・
こいつのこの嫌味のない優しさが作品にも滲み出てるのかも知れないですね。
そんな奴の作品一つ買ってみようかなぁと思いました。
でも、昨夜の奴の一言は効きました、「どうせ暇でやることないんだろ」
明日一日仕事したらまた休みだぁ、誰か遊んでくれ~
本日のベストショット
どうです、いい写真じゃないですか。